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-放課後温泉クラブ-

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インタビューを受けました

最近、僕がネット上で公開している宅録音源に興味を持ってくれたスウェーデンの方から、「インタビューしたい」というメールが届きました。

それで、その質問に答えたものが、Truantsというサイトで公開されたんです。それがこちら→ Truants


英語が苦手なので、同じ学校に通ってた友人ナガミネさんに翻訳をお願いして、質問に答えました。


英語だと読むのが面倒だという人も多いと思うので、公開されたものの日本語訳をここに載せます。以下本文。↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

2012年5月19日 by Tabitha Thorlu-Bangura (タビサさん)
yuki-2.jpg


ここで全く毛色の違うアーティストを紹介する。22歳の日本人の青年、佐藤雄希は我々Truantsの耳を捉えた最新の才能溢れる若手アーティストだ。今のところ、彼はバンド活動のサイドプロジェクトとして実験的な音楽を作っているが、その作品群はメインで取り組む価値があるぐらい巧妙な作品群である。

私たちが気に入ったのはYu-Jyu-Mugenという曲だ。このローファイかつ奇妙な曲は、ゆるいノリで作られた曲なのだろうけど、それでもそれは間違いなくリスナーを惹き付けるに十分な魅力を持っている。しかも彼の作品は、そうしたベルの音やピューピューとした音をふんだんに使ったトリッピーな小品集から、“Faster”のようなザラザラとした緊張感のある実験的なエレクトロニカにまで及んでいる。

私たちは彼のSoundCloudの煌めくような音源の数々に好奇心をそそられ、彼を捕まえていくつかの質問を投げかけてみた結果、このようなメロディを奏でる男の背景にある、とても立ち入った個人的な見識を聞けた。もし全ての新たな若手アーティストがこれ程までに正直で謙虚であったならば、音楽産業は今までとは大きく違った場所になるかもしれない。


yu-jyu-mugen by Yuki Sato
Stream: Yuki Sato - Yu-Jyu-Mugen

Q, 少し自己紹介をお願い出来るかしら?

僕は22歳の日本に住んでいる日本人の男。僕は今トラックメーカーとしてインタビューを受けているけれど、僕のメインの音楽活動はdeidというインディーロックバンドでベースを弾くことだ。このバンドの音楽性はFugazi, Braid, Pinbackといったポストハードコアバンドや、Bloodthirsty Buchersのような日本のオルタナティブロックバンドに影響を受けている。

とりあえず僕の生い立ちでも話すことにするよ。僕は大工の父親、主婦の母親、兄と姉のいる家庭に生まれた。僕以外には誰もさほど音楽に興味を持っていない。

自分が14歳の時に学校生活に馴染めず、一年間不登校になった時期があった。そして心因性の病気にかかって病院にも通わなければならなかった。この時期にエレキギターとアンプを買って、ギターを練習し始めたのが、僕が音楽を始めたきっかけ。

それから自分で情報を集めながら、僕は色んなCDを買った。自分が16歳のときに Buddy Guy、Magic Sam、Otis Rush等のブルースを聴き始め、僕がベースを弾き始めたときにはThe Meters、Sly & the Family Stone、P-Funkといったファンクを聴き始めた。あとはFrank Zappa、Captain Beefheart、Fugazi、Jesus Lizard、Wu-Tang Clanなどもよく聴いていた。

電子音楽はKraftwerkとかClusterのような古くて有名なものぐらいしか聴かなかった。Flying LotusやJames Blake、またBrainfeederからリリースされているような新しいタイプのビートミュージックを聴き始めたのはごく最近のこと。


Q, 何があなたをインスパイアしているのかしら? 他のミュージシャンから距離を取ることでインスピレーションを得ていたりするの?


沢山の音楽を聴くことが僕にインスピレーションを与えていると思う。僕は家に1000枚ほどの音源を所有していて、今年に入ってからも既に100枚ぐらいの音源を買った。僕はそうして集めた音源を聴き、いくつかの真似したい部分の真似をする。でも真似た結果、いつもオリジナルの音よりも安っぽくなってしまうのだけれど・・・。(苦笑)

ネットを除いた僕の近辺では、誰も僕と似たような音楽を作っている人はいないし、こういう類の音楽の情報を交換する相手もいない。そういう意味では僕は孤立していると言えるかもしれない。そういう状況が僕の作る音楽に多少なりとも影響を及ぼしている部分はあるかもしれない。

Throw by Yuki Sato
Stream: Yuki Sato - Throw


Q, あなたにもっとも強い影響を与えているミュージシャンは誰?

僕は本当に沢山のミュージシャンから影響を受けているけれど、その中でもJohn Fruscianteの影響は大きいと思う。僕は彼の出す暖かみのある音がとても好き。他にはVincent Gallo、D’Angelo、Oren Ambarchiからも大きな影響を受けているよ。


Q, あなたが影響を受けている日本のミュージシャンのことを少し話してくれないかしら?

上でも挙げたように、僕は沢山の西洋のミュージシャンから影響を受けているけれども、同様に日本のミュージシャンからも沢山の影響を受けている。ざっと挙げていくと、細野晴臣、灰野敬二、高田渡、高柳昌行、Boredoms、山下達郎、Merzbow、最近の若手のロックバンドのSkillKillsなど。僕は日本以外のアジアの音楽にはさほど詳しくないけれども、元Sun City GirlsのメンバーであるAlan Bishopが創設したSublime Frequenciesっていうレーベルから出ている音源は好きだ。このレーベルはインドや、東南アジア、中東の音楽を集めたコンピレーションアルバムをリリースしている。僕はこのレーベルの音源を見つけたら即買うことにしている。それぐらい好きなレーベル。


Q あなたは日本のどのあたりに住んでいるの? そこにはあなたのようなミュージシャンを輩出する“シーン”があるのかしら? それともあなたは自分の作る音楽に孤独を感じていたりするの?

僕は神奈川県という東京都のすぐ南に位置する場所に住んでいる。ここから都心に行くには2時間ぐらいかかる。僕の住んでいる場所は山に囲まれていて、そこには沢山の動物や虫が生息している。ここには若者が遊ぶような場所はない。

日本にもコンピューターやサンプリングで音楽を作る人たちのシーン、特に東京にはそうしたシーンがあるけれども、僕はそこに属している気はしない。そういうシーンに属している人達との接触もあまりない。でも自分のそういった状況に孤独も寂しさも感じてはいない。ただ僕は自分の作りたい音楽を作っているだけ。僕はこういうタイプの音楽を作る時に他人と足並みを揃えたりすることはしないんだ。

oyasumi by Yuki Sato
Stream: Yuki Sato – Oyasumi


Q, あなたはライブをしたことがある? それとも部屋で聴くようのトラックを作っているだけで満足なのかしら?

僕はトラックメーカーとしてライブをしたことは無いけれど、ロックバンドとしては月に三度ぐらいのライブをこなしている。

僕は部屋で聴く用の音楽を作っていれば満足というわけではない。ライブ栄えするような曲を作る意欲も持っている。そして僕はいつかトラックメーカーとしてもライブをやってみたいとも思っているんだ。


Q, あなたはプロとしてレコードレーベルから音源を出せると考えている?

そんな事今まで一度も考えたことがなかった。僕は将来自主製作でアルバムを出そうかな、という漠然とした計画を持っているけれども、今の自分がプロのアーティストとして、レーベルから音源を出せるとは考えていない。なぜなら、まだ自分は自分の作る音楽の質に満足していないし、作るペースも遅いんだ。でも今回のこのインタビューを受けてから、Bandcampなどを使ってダウンロードでEPをリリースするのもいいかもしれない、と思い始めているよ。


期待してるわ!

通訳をしてくれたナガミネ ショウヘイさんに本当に感謝。佐藤雄希のFacebookページはここ。現在、彼の全てのSoundCloudの音源はダウンロード可能。

                         (訳者:ナガミネ ショウヘイ)


以上です。使用した写真は、deidスタッフの野崎さんが撮影。



公開されてから3日ほどですが、海外からのダウンロード回数も少し増えました。

soundcloudで音源を公開し始めて、まだ一年くらい。とても良い機会に恵まれた。ありがとうございました。


これからもちょこちょこ音源をアップロードすると思うので、よろしくお願いします! SoundCloud 


 
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